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カッター汚泥水
2025年5月9日
「旧 大栃橋撤去工事 9」で掲載した
床版を切断する作業で

「ロードカッター」で施工を行うと発生する
「カッター汚泥水」の

処理の流れを紹介したいと思います!(※↑床版下部です)
今回の「旧 大栃橋撤去工事」では
コンクリートの切断延長も長く
「カッター汚泥水」が多くでるため
現場では色々と工夫して頑張ってくれました!

流れ落ちる「汚泥水」を防火シートで集水し
トロ舟で受けています
当初は
橋桁に棒を置き
トロ舟で直接受けてましたが

「汚泥水」の量が確かめられないので
見えるようにトロ舟を下に下げ
防火シートを使って火花で燃えないように作業しました
(当初はこぼれそうになったり 重かったり大変でした(T_T))
「汚泥水」が溜ると
ポンプを設置したトロ舟に移し
ポンプから橋の上にある

普段は生コンクリートを入れる
鉄製の大きな入れ物に移します
次に
「汚泥」が沈殿し澄んだ上澄みを
また

別のタンクに移し

pH濃度を測り(↑アルカリ性)

炭酸ガスを使って中和処理装置で

中性(純水)にして排水します!
値は

こんな感じです!
残りは
「汚泥」として産業廃棄物で処理され
「汚泥水」の処理は完了となります!
おまけ

橋の下で汚泥水を回収するのは
弊社も初めての経験でした!

中央東土木事務所から
工事の立会にこられた
工事監督員さんも見るのは初めてだったようです
おまけ2

「旧 大栃橋撤去工事 10」で掲載した
「コアボーリングマシーン」での作業で出た「汚泥水」も同様に処理しています